師走。たまたま忘年会が早仕舞い。その近所に、いつか行こうと思っていたとんこつラーメン屋さん。迷いなく暖簾をくぐる。

券売機を前にした途端に満腹感を感じ、ラーメンは厳しいかと逡巡した刹那、「わんたん」の文字。迷わずプッシュ&ビアでカウンターへ。

どんぶりラーメンを啜るお客さんで賑わう。カウンターにポンと置かれたお椀に「あれはなんぞ?」と周囲の横目が注がれたのを感じ、やや気恥ずかしさを覚える。

ワンタンスープで〆られる、この上ない夜。

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