とある日にラジオから流れてきたイベント告知に奥様が「行きたい!」と反応。抽選に申し込んだところ、思いがけず当選。

イベント名は「森本毅郎・スタンバイ!放送9000回記念イベント ~11月28日、練馬で会いましょう。」

平日の朝、TBSラジオで放送されている、“聴く朝刊”と銘打たれたニュース番組の滅多にないリアルイベントということで、リスナー間では話題になってました。

子が生まれてからテレビを見る機会がめっきり減り、ニュースソースはもっぱら新聞。通勤の電車内で二つ折にした新聞を読んでいた頃が懐かしい。現在はさすがに紙をとる余裕もなく、デジタルのみ。

ただデジタルデバイスだとやはり物事を「網羅」するのが難しい。思いもよらぬ記事に出会う機会も減る。そんな中で、現在の労働現場になって自由なラジオ環境を手にして「スタンバイ!」が加わったことで豊かなニュース環境になった。ラジオは音のみなので、理解しやすい言葉で伝えてくれるのがこの上なくありがたい。コラム的なコーナーも充実していて、「へえ〜」と感嘆することもしばしばである。

さてイベント当日。メインパーソナリティーの二人に加え、個性的な日替わりコメンテーターも勢揃い。サービストーク(?)も満載で、番組がさらに好きになるひとときだった。

終了後、妻から「イベント終わりには“感想会”でしょ!」と言われて、十数年ぶりに訪れ右も左もままならぬ街の夜灯りの中、ふと目に止まったお店へと入った。

ビア!中華!!  喉を潤すのも束の間、興奮冷めやらぬ妻が心底楽しそうに見所を回顧するのだった。待ち人の存在を思い出し、おっといけねとともに我に返って、帰路についた。

ライヴや講演会などへなかなか足を運ばぬ気質だが、やはり生モノは良いものだと合点した夜だった。

もう酔ってるのかという乾杯! でスタート。耳慣れぬ店名
目でも食べられる水餃子
牡蠣のクリーム煮
あんかけそば
話が弾む卓上に

最後に私のラジオリストを。偏ってますねぇ。

  • TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」
    今や貴重なくらい、ジャーナリズムの矜持を感じる。
  • 文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」
    火曜・木曜・金曜は必聴している。
  • TBSラジオ「荻上チキ・ Session」
    社会問題からカルチャーまで、ちょい齧りさせてもらって、その気になる。
  • TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」
    「毒」の学びになる。
  • TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」
    「静」の学びになる。
  • 文化放送「純次と直樹」
    「なぜ聴いているの?」って問う奴とは美味しい酒は飲めん。
  • TBSラジオ「東京ポッド許可局」
    中年だから。

ごくに稀に(年間3時間ほどか)JWAVEを聴いて、世の中をわかったつもりになることも忘れない。

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